実はちょっと前からダイバーによるダイバーのためのダイバーの歌をつくり始めていたのですが、ついにー!Spotify、YouTube Music、TikTokなどで配信がはじまりました!わいわい!
今回は楽曲配信に興味がある方やダイバーの歌に興味あるよ!という方に向けて、音楽をつくることにしたきっかけと配信までの道のり、今後どんな音楽をつくろうと思っているかをご紹介します。
ひとまず、配信中の曲はこちら♡AIで作った音楽ってどんなの?という方はまずチェックを。気に入ったらぜひSpotifyで保存をお願いします!
きっかけ
去年の11月、弟から「いろいろあってどうしようもできない気持ちをSunoというAIで歌にした」というLINEが届きました。聴いてみるとAI由来とは思えない完成度で「AIの進化すごすぎ」と感心していました。あと、嫌なことや辛いことがあった時に歌にするのいいアイデアだなと漠然と思っていました。
まさか、その数日後、買ってから半年も経っていないiPhone 15 Pro Maxを落として画面をバキバキに割ってしまうなんて、あの時は思いもしませんでした…(遠い目)
で、あまりのショックで錯乱した結果、気づいたら「またスマホ落とした」という歌が生まれていたのです。
その後、ダイバーの歌を作りはじめたらめちゃくちゃ楽しくて、車を運転しながら聴くのに、いつも音楽を聴いているSpotifyで聴く方法はないのかな?ということでいろいろ調べて現在に至ります。スマホは割れたけど、結果オーライ。
ちなみに弟のプレイリストはこちら。個人的にはラストグリムがヤバいです。
どういうサービスやツールを使っているの?
めちゃくちゃ簡単なので、歌詞を書ける人はみんな歌作ったらいいのにと思っています。今回私が使ったツール類をご紹介します♡
1. 楽曲の生成AI「Suno」
料金:月額10ドル(250回生成) 追加クレジット購入可
無料版だと個人利用のみで、SNSや音楽サイトで配信する場合は有料プランを利用する必要があります。有料プランで生成した曲が商用利用可能なので、短期間にばばーーーっと作って無料プランに戻しても大丈夫です。いつのタイミングが有料プランだったか証明できればトラブルも回避できます。(と公式FAQにも書かれています)
作り方は、何もかもお任せしてイメージだけ伝えることもできますが、歌詞は自前の方が良さそうです。日本語のセンスがすごいので。
タイトルと歌詞を自分で用意して、スタイルと呼ばれるプロンプト(ジャンル、声のトーン、性別などの指示)を渡すと数十秒で楽曲(ボーカル+BGM)が1回で2つ生成されます。あとは、どれを公開するのか、どれを使うのかを選びます。ベータ版ですが曲の一部を修正したり、気に入ったトーンをペルソナとして保存する機能もあります。
どうやら歌詞の内容で楽曲の雰囲気やテンポ、歌い方がだいたい決まって、スタイルで指定したものはふんわり加味される、みたいな感じになっています。なので、歌詞大事。
精度については、1回ですごいクオリティのが上がってくることもあるし、何回か生成と歌詞調整を繰り返すうちによくなることもありますが、なんでもどんどん受け入れるスタイルでない限り、おそらくクレジットは溶けまくります。だからこそ、「これだよ!これ!」という楽曲が生まれた時の喜びはひとしおです。
250クレジット(25回分)がもらえる紹介リンクを置いておきますのでよかったら♡
2. ディストリビューター「Sound on」
手数料:配信ロイヤリティの10%(TikTokとRessoは手数料無料)
YouTube Musicであればただアップするだけでも配信は可能ですが、SpotifyやApple Musicに配信するためにはディストリビューターと連携する必要があります。
ディストリビューターには大きく2つ、月額利用料がかかるタイプ(TuneCoreなど)と、配信ロイヤリティに対して手数料を支払うタイプ(Sound onなど)があります。
私はダイバーの歌というテーマに絞っていて月額固定にするとどう考えても赤字になるので、Sound onにしました。TikTokを運営しているByteDanceがやっているので、TikTokユーザーに対するプレリリースをおこなったり、楽曲利用してもらえたりと試みとしても面白いです。
私はゼロからのスタートだったので、SpotifyにもアーティストIDがない状態でしたが、契約書に押印したり本人確認して、楽曲をアップするだけでした。アップして最速で2週間後には各音楽配信サービスで聴けるようになります。登録したのがお正月だったけど、14日にはリリースできました。
ちなみに、配信先はこんな感じです。
配信可能なプラットフォームの一部をご紹介します:
自社パートナー:TikTok、CapCut、Douyin
ソーシャルプラットフォーム:Instagram/Facebook
ストリーミングプラットフォーム:Apple Music, Spotify, Amazon Music, Youtube Music, SoundCloud, Deezer, Tidal, Pandora, Shazam, Tencent, NetEase, iHeartRadio, Napster, Joox, Boomplay Music, KKBox, 7Digital, TIM, Wynk, Qobuz, TouchTunes, Gracenote, YouSee Musik, Anghami, ClaroMusica, JioSaavn, Kuack, AWA, Adaptr, Genie Music, Line Music, Naver Music/Vibe, Peloton, Trebel, Ami Entertainment, Anghami, Audible Magic, Audiomack, Beatport, Beatsource, Bleep, Bmat, Boomplay, Bugs!, DISCO, Dreamus Company (FLO), fizy, Gracenote, Hardstyle, Hungama, iMusica / Claro SA, Jaxsta Music, Juno Records, Kakao / MelOn, Mdundo, MePlaylist, Mood Media, mora HD&SD, Music Worx, Muska, Nuuday A/S, Oricon ME, Phononet, Pretzel Rocks, ROXi Video,Stellar Entertainment, Traxsource, U-NEXT, Volumo, Xite
Zing MP3, エムティーアイ, オトトイ (OTOTOY), オンキヨー (Onkyo), ドワンゴ (Dwango), フェイス (Faith), モンスターラボ (Monstar Lab) , ヤマハ (YAMAHA), レコチョク (Recochoku) , 楽天 (Rakuten)
3. 楽曲配信「Spotify / Spotify for Artists」
本命のSpotifyではアーティストごとにページが用意されるので、楽曲リリース後に連携して編集しました。
実はここが一番苦戦したかも。
というのも、Spotify for Artistsというサービスを利用しなければならないのですが、そのためにはSpotifyアカウントとは別に本人確認のために「メールアドレスが記載されたアーティスト公式サイト」が必要なのです。
ただ、公式サイトはなんでもいいわけではなく、このブログで登録してみるとダメで、SNSがおすすめと。でも、Instagramにメール設定して再申請するも、「メールアドレスが確認できない」と言われてよくよく調べると、InstagramはPC版ではメールアドレス開示がないようなのです。仕方なくFacebookページの方をあれこれやって、再々申請して、念のためサポートチームにメール連絡もして、昨日ようやく連携できました。長かった!
どんな流れで進めるのがいい?
私の場合はとにかくSpotifyで配信したかったので、ざっくりとこのような流れでしょうか。
- 音楽を作る。WAVファイルをダウンロードする。
- カバー画像を準備する。
- Sound onに登録する。
- リリース申請する。
- 待っている間にSNSアカウントを整える。メールアドレスを掲載した公式SNSを開設。
- 楽曲が配信される。
- Spotify for Artistsに登録する。
「ダイバーだけがわかる暗号のような歌」をつくっていきます!
海の歌や夏の歌は世の中にたくさんありますが、ダイビングに絞った歌はニッチすぎて、なかなかありませんよね。せっかくやるなら、「魚柄のお店 うみのいきもの」と同様、ダイバーだけにわかる暗号のような歌。ダイバーが「あるある!」「それな!」と強く共感できる歌をつくりたいなと思っています♡そして、ダイバーでない方にも「ダイビングって楽しそう!」と思ってもらえたら何よりです。
今できた歌は20曲超くらいあって、ストレートに海が好き!という歌から、ネタ歌、ダブルミーニングになっている歌まで、いろんな歌を作っています。楽しい!
TikTokの楽曲としてもご利用いただけます♫
ダイバーあるあるな歌をBGMに使ってみたい!という方、TikTokで「mayu うみのいきもの」で楽曲検索すると出てくるので、ぜひぜひ使ってみてください!1月26日には第2弾リリース予定です!
参考になりましたら幸いです♡
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