「魚柄のお店 うみのいきもの」をスタートしてからはや半年が経ちました。Tシャツやパーカー、マグカップなどいろんな物を作ってきましたが、ようやく!以前からずーーーっと気になっていたアレを作ることができました。

それは…

分析しやすいログブックとウミウシログブック

ダイビング・ログブック♡

しかも、一般的なログブックとは少しずつ違っていて、「万人受け」することより「このログブックがあると、めっちゃ嬉しい誰かのため」をコンセプトにして作りました。

早速ですが、今回作ったログブックをご紹介しましょう!

  1. 分析好きのためのログブック
  2. ミニマリストのためのログブック
  3. 別冊ログ ウミウシログブック
  4. 別冊ログ 器材ログブック

魚柄のお店 うみのいきもの ログブックはこちら

1. 分析好きのためのログブック

もともと感じていたのは、「ログって1本1〜2ページ使うけど、ちょっとした情報しか書いていない割に場所を取るよなあ」ということ。お絵かきログに憧れはあるものの描けない私にとって、ちょこちょこっと数字を書き込んだらそのページはもうオシマイというのが少しもったいない気がしていました。それに、潜った日付や地域など「同じこと何度も書くなあ」というのも。

さらに、エア消費の改善やダイバーとしての成長記録として考えた時に、1ページ1本のログは見比べにくい。私は本業はウェブディレクターで、ウェブサイトの分析なんかもよくしているのですが、分析の基本は「定点観測」と「比較」。

  • 1本目、2本目…と1日の中でも変化があるのか?
  • 前日と今日を比べるとどうなっているのか?

などを把握しようとすると、あちこちにデータが散らばっている一般フォーマットのログブックは使いにくいのです。

そこで、「分析好きのためのログブック」は見開き2ページで1日分(最大3本)を記録できるようにしました。

分析しやすいログブック

常に左側が残圧などのデータ、右側はフリースペースになっています。1日の中でデータ比較するなら左側のページを見比べればOK。他の日と比較したい時も、左側のページをパラパラと繰っていくだけで比べることができます。

実際に書いてみるとこんな感じ。

分析しやすいログブック

日付や地域、器材は基本的には1日1回書くだけでOK!

空気消費量を正しく把握するために、残圧だけでなく「RMV(陸上換算で1分ごとの空気消費量)」を記録する欄も設けました。残圧を引き算するだけでは深場にいたかどうか加味されないので、その日のコンディションを把握することができないんですよね。算出方法はログブック1ページ目で紹介しています。

右側のフリースペースが広々使えるので、マップを描いたり、見た魚をまとめて描いたり、ダイビングショップのステッカーを貼ったり(意外と大きくて困りません?)できます。

2. ミニマリストのためのログブック

「分析好きのためのログブック」を作った時に、飛行機移動が多い旅ダイバーだったらいっそ「1ページ1日分」にしてぎゅうっと詰め込んだほうが荷物が軽くなって助かるかも?と思ってできたのが「ミニマリストのためのログブック」です。

1日2本として、1冊で94本分のダイビング・ログを残すことができます。(最大141本)

旅好きログブック

こちらが書き込んでみたイメージです。

旅好きログブック

見た魚は文字より動画や写真、絵で記録したい方にもおすすめ!

3. 別冊ログ ウミウシログブック

ウミウシは「海の宝石」と呼ばれますよね。「ウミウシ探しがもっと楽しくなるようなログブックが作れないかな…」と考えていたのですが、「世界のウミウシ」管理者の木元さんにお話を聞かせていただく中で「今まで見たウミウシをチェックできるリストブック」をつくろう!と思い立ちました。

ウミウシログブック

ウミウシのリスト、名前、目撃情報は「世界のウミウシ」さんのOKをいただき、参考にさせていただきました。今回作ったログブックには1223種を掲載!

見たことのあるウミウシにチェックを入れて、はじめて見た日を書き込むことができます。お宝コレクター気分♡

ウミウシログブック

「別冊」の名前通り、今使っているログブックとの併用ができます。

分析しやすいログブックとウミウシログブック

最初の数ページはおまけのウミウシ紹介。

ウミウシログブック

4. 別冊ログ 器材ログブック

ウミウシログブックの件で木元さんとお話している時に、

「最近は残圧より、適切なウェイトやインナーを覚えていなくて困る。特に、タンクがスチールとアルミで変わったり、スーツがウェットからドライに変わったりする時に」

という貴重な経験談をお聞きして生まれたのが器材ログブックです。

器材ログブック

必要最小限、残したいログは「装備確認のためのもの」という前提で作っています。

たとえば、こちら。

器材ログブック
  • 水色マーカー…アルミタンクとスチールとでウェイトが変わる様子。
  • オレンジマーカー…フードベストないと寒かったようです。

また、こんなパターンも。

器材ログブック
  • オレンジマーカー…1本目でウェイトが重くて2本目で減らして快適に。
  • 水色マーカー…ドライからウェットに変えてウェイトも調整しました。

それから、通常1ページ目から時系列に書いていきますが、1ページ目から半分は20℃未満、24ページ目から最後までは20℃以上で書くページを分けて記録するのもアリかもしれません。

旅好きログブックと器材ログブック

今までのログブックとの併用ももちろん可能です!

いかがでしたか?気になるログブックが見つかったら、ぜひダイビング旅行のお供にご検討くださいね♡

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