次男出産後のダイビング復帰は果たしたものの、海ロスがヤバい。そこで、これまで行った心に残る旅行(ダイビングに限らない)を振り返って思い出に浸ろうと思います♡
陸路で行ける最南端、鹿児島・佐多への旅
ある年の2月。寒さに打ちひしがれ、「潜りたい。でも、仕事忙しくて休めないから普通の土日に行きたい。そして寒い海は嫌だ」というモヤモヤを抱えていた頃。土日で行くとなるとダイビング後しばらく飛行機に乗れないというのがネックで、「だったら飛行機以外で帰ってこられる最南端に行こう!」と思い立ち、行き着いたのが鹿児島の「佐多」でした。
佐多にはダイビングショップが1軒だけ。おまけに閑散期なので海自体が貸し切り状態という贅沢な環境で、2月だったけれどフードベストにウェットスーツで潜りました。キビナゴの群れ、それにアタックするカンパチの群れ。大きなウミウシ。バリでも見たピンクスクワットロブスター。歴代のオーナーさんが開拓したというダイビングポイント。どの場所も冒険に満ちていてすごく楽しい2日間でした!
他にもピグミーシーホースやクダゴンベなどもいるらしいです。また行きたいな。(夏に行ったときの様子はこちら)
行きはフェリー「さんふらわあ」。
志布志港で車を借りようとしたら予約なしでは借りられず、鹿屋までバスで出てからレンタカー。帰りは船が遅れていたこともあって急遽、志布志港から鹿児島中央へ移動して新幹線で帰ったっけ。鹿児島から大阪は飛行機も新幹線も夜行バスもあるので、いかようにもアクセスしやすいのも魅力。
仕事帰りに特急列車くろしおに乗って串本への旅
OW取得直後、その翌月にAOWを取るために向かったのは串本。仕事が終わって駅でダイビング友達と落ち合って、特急列車くろしおに乗って。電車でビールとつまみを開けてキャッキャしながら向かうのも楽しかったな。
AOW講習はOW講習と違って楽しむためのスキルを学ぶものなので、講習自体は楽しかったんだけど、台風の影響でうねりと雨、ニゴニゴ。フィンをはくのに手こずりました。
一緒に行ったふたりともビール好きで、ダイビング後のビールがおいしかった思い出。ダイビングエリアの近くは魚が美味しいのもいい♡
帰りはホテルの大浴場であったまって、大阪で焼肉を食べました。これもまた美味。反動なのか、ダイビングの後は肉も食べたくなる。
大阪から仙台、仙台港から苫小牧港、新千歳空港から大阪へ一筆書き旅
ダイビングとは関係ないのですが、船なので海旅ということで。とあるアーティストが好きで全国ツアーを制覇するために各地回っていた頃、仙台ライブの次が札幌ライブというスケジュールがあって「仙台まで行って大阪まで戻るのもなあ」と調べてみると、仙台港から北海道・苫小牧(とまこまい)までフェリーがあるとのこと!
仙台ライブの翌日、松島観光して夕方に仙台港へ移動。移動中は震災の映像で繰り返し見た景色が目に浮かび、なんとも言えない気持ちになりました。フェリーきたかみはちょっと贅沢な船。食堂でのビュッフェディナーもあるし、夜は演奏会、朝はマリンバ演奏もありました。しかもマリンバは剣の舞(FF4踊り子の曲)でテンション上がったなあ。
北海道に行くときはたいてい新千歳空港を利用するので、苫小牧は初めて!とはいえ、ライブ目当てだったので一目散に札幌方面へ。帰りはふつうに飛行機で。時間が余り過ぎて、新千歳空港そばのノーザンホースパークへ馬を見に行きました。こういう一筆書きで同じルートを通らない旅が結構好きです。
思いつきコモド&バリ旅行
インドネシア・マナド出身の夫は超がつく寒がり。冬が来るたびにメンタルまでもやられてしまいます。そんな彼を励まそうとインドネシア料理レストランに行った帰り、店の外に出たときの寒さで私も心が折れ、気がついたら翌朝発のバリへの航空券を買っていました(笑)。急いで帰ってパッキングして、関空そばの日航ホテルに前泊。子連れなのに我ながらすごい行動力。香港経由でバリに向かい、友人宅で1泊してからラブハンバジョへ。
ラブハンバジョに着き、夫のダイビング学部時代の先輩がやっているダイビングショップを訪ねて翌日のダイビングを予約。その後、2軒くらいホテルを見て回ってチェックイン。バリに比べるとさらにのどか。そして暑い。でも物価は安いし、静かだし、アジア人観光客もいなくてちゃんと海外に来た感がありました。
そして、肝心のダイビングは!「どこもかしこも魚だらけ!」。濃い〜魚影の色彩豊かな海でした。ダイビングの様子は過去の記事にもまとめています♡(産後初の復帰ダイビング「コモド、サメとマンタと群れ群れお魚天国」)
この旅でもうひとつ良かったのは、帰りのバリ滞在を貸し切りヴィラにしたこと!バリに夫の友人たちがいるというのもあるけど、子連れでバリに行くならヴィラ滞在めっちゃいいです。リビングがあるから子どもをハイハイさせられるのが最高♡プール付きだったのでこんな写真を撮ったりして遊びました。
新潟から大阪、車窓の海
これも全国ツアー巡りをしていた頃。大阪から新潟へは夜行バスで向かったのですが、帰りに同じルートもな…とJR北陸本線で金沢経由で帰ることに。その車窓からの眺めがとても美しかったので、思わず延々とシャッターを切り続けました。
海って、実際に入らず目で見るだけでも、どうしてだか癒やされてしまいます、不思議。
かつての校舎に泊まれる須江と黒潮ダイビング
和歌山で1番のお気に入りといえば須江♡須江でのダイビングの様子は記事にまとめているのですが、(2016年8月、9月)まずなによりもダイビングショップの建物が元・小学校校舎!
ここでブリーフィング、セッティングできるだけでなく、相談すれば寝泊まりまでできちゃう♡設備も子ども用で、なんだか懐かしい気持ちに。
海は海で、壁のようなイサキの大群、底の見えない全方位青い世界のブルーウォーターダイビング、ネコザメやクダゴンベなど、行くたびに面白くってついつい延泊してしまうほどでした♡
ちなみに須江へは天王寺からJRくろしおに乗って串本駅まで行き、ショップのオーナーさんに駅まで迎えに来てもらっていました。くろしおの車窓から海が見えてくると、いよいよって感じて期待が高まります♡
夜中、突然タクシーに飛び乗って白浜へ
ある夏、偏頭痛が酷くて、心までコテンパンに追い詰められてしまった時にどうすることもできず、タクシーに飛び乗って白浜に行ったことがありました。会社を休んで。タクシー代がきっとすごかったから、宿は安宿。夜中に宿に着いてチェックインし、翌朝チェックアウトして白良浜近くの喫茶店でモーニング。おいしかったなあ。
海沿いに歩いて温泉に入ったり、足湯したり、円月島見たり、誰もいない静かなビーチを見つけたりして1日過ごして電車で帰宅。
こういう思いつきの旅って大好き♡
ローカルが愛する秘密のビーチ、インドネシア・北スラウェシのPantai Paal
ローカルの人たちいわく、インドネシア・北スラウェシで一番美しいというビーチ。平日はローカルしかおらず、美しい海を心置きなく楽しめました♡
テント(というけど、テラス屋根のような木製の小屋)を100.000Rpで借りて、そこでお昼を食べたり休憩したりしながら、海遊び。水浴び小屋もあります。
もしひとりで行っていたら、一日中眺めていたかも。息を呑むようなブルー。
海旅の楽しみ方
海そのものを楽しむのはもちろん、その方法はダイビングでもいいし、サーフィンやシュノーケリングでもいいと思います。でもそれだけじゃない楽しみ方も私は結構好きです。
道中を楽しむ
旅行といえば、目的地にたどり着くまでがまた楽しいもの。船上でお風呂に入り海の上で朝を迎えるフェリーや、車窓から海を見ることのできる電車、海沿いの高速道路など。どんな交通手段で行くかもこだわりたいポイント。私はよく経路をGoogleマップで調べて、できるだけ海寄りの道や路線を選んだり、チャンスがあれば船旅を取り入れたりします。
宿を楽しむ
オーシャンビューの部屋に泊まるのも良いですよね。特にあちこち移動せずにひとつの宿に数日泊まるとき、またはお篭りステイをするとき。お部屋からだけでなく、部屋付きのお風呂や岩盤浴の場所から海を眺められる宿も好きです。逆にレストランだけオーシャンビューだと少しもったいない気持ちになります。今までで心に残っている宿は、神戸・舞子のセトレ、福岡・海の中道のザ・ルイガンズ。
アフターも楽しむ
海自体ももちろん楽しいけれど、「あー海楽しんだわー」と思える旅はたいてい「その後」までぬかりない気がします。具体的には、ビール!そして、温泉!もちろん食も。
いかがでしたか?今回は私の思い出話ですが、ちょっとでも楽しんでいただけたら幸いです♡
過去の記事も、よかったら参考まで!