ダイビングを始めてもうすぐ1年。海の中にいるだけで幸せで、帰り道すでにまた潜りたくなるくらい、すっかりハマりまくっています。こうしてダイビング沼にずぶずぶになりつつある私ですが、器材は一気には買わず、徐々に買い揃えていきました。今回はそれをご紹介したいと思います。
マスク&シュノーケル
まず最初に買ったのが、GULLのマンティスとシュノーケル。
レンタルと自分用との使い心地が全然違う。新品のマスクはシリコンがやわらかくって、つけ心地がいい。ストラップの調整もすごく楽です。マンティスは日本人に合わせた作りらしく、無駄な容積がないから耳抜きやクリア(マスク内の水を追い出す)がしやすいです。
あと、一眼と二眼とあって、真ん中で分かれたのが二眼。同じくこっちの方が容積が少ない分、クリアしやすいとのこと。でも、ダイビング雑誌見ているとたいていおしゃれな一眼だったりします。
それから、レンズを度付きに変えられるけど、度無しで十分。ライセンス取得時と違ってマスクの中に水が入ってくるなんて、まあありません。裸眼だと3m先にいる人の顔を識別できない私も、度無し+コンタクトでいけてます。
フィン
次に買ったのが、GULLのミューフィン。
履きやすい。外れない。安心。これにGULLのソックスとグローブも一緒に購入。ブルーは売り切れちゃったのかな。GULLは日本のメーカーで、去年も早い段階で売り切れ続出だったイメージがあります。ちなみに水の中で他のダイバーから見えやすく、汚れが目立ちにくいって考えるとピンクもおすすめ。白はかわいいけど、傷が目立ったり黄ばみやすい色でもあります。
ソックス
GULLの足袋タイプのもの。
※サイズの目安は、XS:22.5cm~、S:23.5cm~、M:24.5cm~、L:26cm~、XL:27.5cm~とのこと。
フィンがストラップタイプではなく、ブーツと合わせにくいこともありソックスを履くんですが、足袋タイプならビーチサンダルを履けるから楽チン。ボート上やビーチエントリーのポイントまでの移動時に足裏痛くなることもなし。Sで23.5cm、Mで24.5cmです。
グローブ
GULLのSP グローブIII。
最初はAQAのUVライトグローブという薄手のグローブを使っていましたが、2回目以降の濡れたグローブをつけるのがとてもしんどい。その点、SPグローブIIIは着脱がとても楽。
で、私が1年目に買った方がいい!と思うのはここまでです。
軽器材は必ずレンタルすることになるうえに、初心者でも使い心地の良し悪しがわかるし、合っていないとストレスになる器材です。(例えば、マスクが合っていなくて水が入ってくる、フィンが合わなくて外れるなど)せっかく海に潜るのに、こうしたモヤモヤは気分を下げる原因になりますし、気が散ったりパニックになる可能性もあります。
軽器材はレンタル費がだいたい1000円〜2000円のところが多いので、12日くらい行けば元が取れる計算です。1回3日間として4回くらい。半年に1度のダイバーさんなら2年くらいですね。この頻度なら器材の傷みもそこまでではないだろうし、しばらく買い換えずレンタル費を浮かすことができるんじゃないかなと。
逆にショップの人はもっといろいろ勧めてくるかもしれませんが、まずはいろんなダイバーさんから情報収集して自分の「気になるポイント」「ゆずれないポイント」を知ってから購入した方が、愛着も湧くし、後悔せずに済むなと思いました。
私はあれこれ計算を重ねた結果、十分元が取れる範囲でその他のアイテム・器材も揃えていきました。
魚の図鑑
スナップ写真をもとに魚種を特定し、見た日付を付箋で貼り付けています。コンプリート欲求が強いので楽しい。リアルポケモン図鑑ですね。図鑑は掲載種の一番多かった本を使っています。
もう廃盤になってしまった幻の図鑑というのがあって、もっと収録数が多くて気になってるけど、高いんだよなぁ…。時々ダイビングショップで見かけます。(ほしい…)
カメラ
で、魚図鑑をコンプするためには不可欠なカメラ。定番シリーズのオリンパスのTG4-Tough。
カスタムモードとして2つショートカット登録できるので、マクロと遠景の切り替えがワンタッチ。とても楽です。
TG-3以前のモデルはショートカットが1つだけだったそうなので、もし中古で買うとしてもTG-4以降がおすすめです。メーカーサイトによると、水深15mまでは素のままで大丈夫らしいです。ただ、ハウジング(防水プロテクター)をつけた方が安定するとか。でも、
高い…。
写真の腕はまだまだ…練習中です。
追記:現在最新の機種は「TG-6」です。顕微鏡モードが秀逸らしい。
ダイブコンピューター
SUUNTOのD4iの白。どうしても欲しくって、まさかの10回払いという大人気ないことをしました。はい。
ダイコンは、見た目が渋いのが多いけどSUUNTOはフォントもかわいくて一目惚れ。おまけにPCにつなぐと、
こんな感じで詳細なログが見られます。このあたりもデザインちゃんとしてて素敵。アクセサリのトランスミッターというツールをタンクに取り付けると、残圧をダイコンで確認できたり記録を残せたりするらしい。深度と残圧に相関あったりするのかな。
ウェットスーツ
そして、今年に入ってからだいぶ悩んだ結果、ここまでハマったのなら元は取れるだろうとcocoloaの5mmオーダースーツを購入。レンタルとは比べものにならない快適さにびっくり。あの、濡れてきっついのを引っ張ったり、ぎゅうぎゅう押し込んだりが一切ないし、水が入ってこないので水中の背筋のヒヤッと感がなくなります。
旅行カバン
ダイビング専用のバッグを買うかどうか迷いましたが、もともと旅行も好きで使用頻度を考えて普通のバッグを買うことに。でも、せっかく買ったウェットもフィンも入れたいし、LCCで機内持ち込みもしたい。と考えるとなかなかドンピシャのバッグがなく、めっちゃ探しました。で、見つけたのが…
patagoniaのブラックホールダッフル60L。ちょっとだけ余裕がある状態で使ってますが、今のところ空港で止められたことはないです。手で持つだけでなく、リュックとして背負えるので移動が楽です。あとは、ブラックホールの名にふさわしく、海外に潜りに行った時にもウェット+カメラ(ハウジング付き)+フィン+軽器材+着替え1週間分+水着+本3冊+メイク用品+ボディケア用品やらシャンプーやら…見た目そうでもないのに面白いくらいたっぷり入ります。生地もしっかりしていて安心。
【おまけ】ログブック
もともとはCカードを取ったPADIのものを使ってましたが、今はダイビング仲間&飲み友達のデザイナーさんが作っているオリジナルのものを愛用中。愛着がわきます。
まとめ
あー総額を計算したくない!でも、どれも1年経っても当然まだまだ現役だし、無駄な買い物はなさそうです。
購入する順序はショップやインストラクターさんによって意見はいろいろあるみたいですが、個人的にはやっぱり軽器材と呼ばれるマスク・フィン・グローブ・ソックスからが良いと思います。かさばらないから遠方にも持って行きやすいし、比較的抑えめの費用で買えて、必ずレンタルするので元も取りやすい。
逆になくてもなんとかなるのはダイコン、カメラ。ダイコンは私のようにグラフ萌え・記録萌えな方にはおすすめですが、焦って買わなくても一緒に潜る誰かが必ず持ってます。もちろん持っていれば、はぐれた時の安全停止も焦らずにできますけどね。
カメラは好きずきです。持ってるデメリットは「せっかくだから」と撮ることに夢中になって、海自体を満喫することを忘れてしまうこと。だから今でも時々、持たずに潜ってます。
あと、個人的には、patagoniaのバッグは当たりでした。カラーも多いから自分にしっくりくるのを選べたし♡普通の長期旅行でもガンガン活躍してます。
参考になれば幸いです!