ダイビングのライセンス取得(オープンウォーターのCカード)についてさまざまな情報はありますが、詳細まで密着した記事はなかなかありませんよね。
今回は弟に実験台…モニターになってもらって、その様子をレポートしようと思います♡
なお、大まかな流れはこちらの記事にもまとめてあります。今回はより具体的にご紹介していきます!
1. まずは、ダイビングショップを予約!
今回は友人akkyに助言をもらって「ダイビングも海辺も楽しい」宮古島に行くことに。別の知り合いの勧めで、ライセンス講習はサンアイランドさんにお願いすることにしました。
ダイビングのライセンス取得には車の免許のように「学科」と「実習」があります。そして、指導団体にもよりますが、PADIという団体に加盟しているダイビングショップの場合、「学科」は「対面」と「オンライン講習」があります。
今回のショップさんはオンライン講習だったので、予約した時に「申し込みページ」を案内されました。
指導団体とライセンス
指導団体とは、ダイビングを安全に楽しんでもらうための知識を体系立てて学ぶ仕組みを提供し、それを認定している団体のこと。それぞれ哲学やカリキュラムに違いがあります。
また、法律的にはダイビングは運転とは異なり、免許(ライセンス)を必要としません。つまり、シュノーケリングと同様に、法律上は誰でもできるアクティビティです。しかし、安全管理が必要なため、一定の知識とスキルがあることを認められた認定証(Cカード)がないと、一般的なダイビングショップで潜るためのサービスを受けられません。
2. PADIオンライン講習を申し込む
案内されたPADI申し込みページにアクセスします。予約したショップの情報がきちんと入っていることを確認しましょう。
オンライン講習は、指導団体PADIに直接申し込むことになります。日本語対応していますが、住所はすべて例文のとおり英語で書く必要があります。変換ツールを使うと簡単です。
申し込みの注意点
オンライン講習を受ける場合、注意が必要なのは2点。
- 必ずショップさんから案内された申し込みページで手続きをする
- 202USDをPADIに直接前払い(PADIの場合)
まず、ショップさんから案内された申し込みページはショップ情報と紐付いています。それ以外のページから申し込んでしまうと、ショップで学科の認定ができず、Cカードの発行に手間取ることも。
次は料金ですね。ショップさんの「ライセンス講習費用」にはオンライン講習代が含まれていないことがあるので、他店に比べて安い時は注意しましょう。
私が調べた限り、相場はどこもだいたい同じで、安いところはオンライン講習代が別途、または、通常よりグレードの低い「スクーバダイバーコース」であることが多いようです。
ちなみに、202USDは日本円で22,500円くらいです(2019年5月1日時点)。
3. PADIから届くメールから早速オンライン講習を受講
申し込みが完了すると、すぐにメールが届きます。
「START ELEARNING」をクリックするか、申し込み完了した画面から、さっそくオンライン講習を受講します。
弟にインタビュー!ダイビングのイメージは?
せっかくなので、オンライン講習を受ける「前」に、弟に今のダイビングのイメージなどについて聞いてみました!
--今回は取材協力ありがとう!ところで、現時点でダイビングに対してどういうイメージを持ってるの?
そうだなあ、「キレイな魚やサンゴが見られる」っていうのと、「準備が大変そう」かな。
もともとは海に潜るって聞くと、海女さんみたいにウニとかがいるようなふつうの海で潜るイメージだったんだけど、水族館スタッフが水槽に潜っているのを見た時に印象が変わったんだよね。トロピカルな魚とか、ナポレオンフィッシュとかを見られるんだろうなって思うようになった。
それに、SNSでキレイな魚の写真とか見たりすると、「こんな感じなのか〜」って。
--クジラとかイルカとか、大物を見るイメージは?
別物かなと思ってる。あれって船から見るんだよね?
--ふむふむ。
準備の大変さについては、ダイビングに対して前提知識がないから、「何がわからないかわからない」状態。スーツを着ていて、口に何かくわえていて、背中に何か背負っているのは想像できても、それがなんなのかわからない。
それに、道具は買えば揃えられるけど、それだけで遊びが成り立つのかどうかもよくわからないって感じかな。スノボを始める時の心理的ハードルと似てると思う。
--釣りとかキャンプを始めるのとは違う?
うん。釣りもキャンプも、なんとなくやることわかるでしょ?
釣りは見よう見まねでエサ付けて投げればできるようになるし、キャンプはテント張りが面倒なくらいで、あとは料理とかバーベキューとかわかりやすいよね。
それに両方とも、そこに行き着く前段階のライトな遊びがあって、その「延長線上」にある感じ。たとえば釣りならザリガニ釣りとか、最初のステップが子供時代の遊びなんだよね。でも、ダイビングはそれがなくて。感覚的にできるものじゃないなって感じがする。
--海遊びはするんだっけ?
うん、海は好き。海っていうか水場が好き。川とか滝とか見るの癒される。泳いだりもする。
ただ、それがメインではないことが多いね。バーベキューがメインだったり、海の家で遊んだり。みんなでワイワイするってのが中心にあって、海水浴は手段というか。でも、ダイビングは海の中がメインでしょ?
まあまだ正直、掘り下げ方とか、楽しみ方はよくわからないなって思う。魚の種類をたくさん見たくなるのか?いろんなところに行きたくなるのか?
--いやあ、ライセンス取ってからの印象を聞くのが楽しみ。全然イメージが湧いていない中で、やってみようと思った理由は?
ひとつは、姉が知っている世界だから「とりあえず言われた通りついていけばなんとかなるんだろう」っていう。あれこれ悩まず、行動するだけでいいのは大きいかな。
もうひとつは、価値観の合う人からの勧めだったから、かな。人から勧められても全部やるわけじゃないんだけど、価値観が合う人から勧められものなら失敗や後悔はないかなと。
--では、最後に意気込みを!
うーん、かなりお膳立てしてもらったけど、オンライン講習を始めるのがめんどくさい…(笑)テストがあるんでしょ?それの心理的ハードルが地味に高いよ。
--ふつうにやってる限り落ちはしないよ。講習と言っても、きっと楽しいしね。
まあ、ちょこちょこやってみる!
--ありがとう!Enjoy!
いかがでしたか?先輩ダイバーとしては、ダイビングを知ったらアレコレと印象変わったり、真実を知ったりするんだろうなあと今から楽しみです。
今回は、ダイビングのライセンス取得、オンライン講習の申し込み編でした!次回はオンライン講習について更新予定です。
参考になれば幸いです♡