気づけば8月も残りわずか。「ああ、もう夏が終わってしまう」と無性に物悲しくなりますね。でも、台風シーズンが落ち着く9月は、ダイビングにピッタリの季節♡しかも今年は2回も3連休があるのです!
しかし。私は出産・育児で、すっかりブランクダイバー。私の実家は遠方で頼れず、旦那さんの実家は国境の向こう。なかなか思うようにダイビング復帰が叶いません。今年7月のインドネシア帰省は久々のダイビングチャンスだったのですが、ちょっとしたアクシデントもあって断念しました。
でも、念願のブナケン島でシュノーケリングをして来ました。とても素敵だったので、その時のことを書こうと思います。ブナケン島はダイビングもできる魅力的な場所なので、もし9月の連休に行く機会があったら参考にしてください♡
インドネシアの秘境ブナケン島とは?
インドネシアの北部、Kに似たスラウェシ島の北部、マナド沖に浮かぶ小さな島です。
今回は旦那さんが2017年1月に来日してから1年半ぶりの帰省。「せっかくだから、家族をアイランドトリップに招待したいなぁ」ということになり、旦那さんの大学の先輩でダイビングガイド・トリップガイドをしているキッパさんにお願いして、日帰り島めぐりトリップを組んでもらいました。
しかも!
キッパさんは水中撮影、ドローン撮影、動画編集まで対応してくれるという。私のように「水中写真は図鑑コンプリートのための同定用」なダイバーにとっては、相性バッチリ。
こんな感じの動画を編集してくれます。(もちろん、写真ももらえます◎)
いざ、ブナケン島へ!
インドネシアは「昭和の日本」さながらの大家族文化なので、この時も定員ギリギリの24名で参加。(それでもごく一部)
7月はちょうどワールドカップ真っ只中。深夜から朝方にかけて観戦し、仮眠して、朝5時くらいからもそもそと準備を始め、全員で旅の無事をお祈り(マナドはインドネシアでは珍しく、9割近くがクリスチャンなのです)。郊外から車で1時間、マナド港へ。
ガイドのキッパさんと合流。キッパさんが人数分の保険加入などの手続きを済ませ、乗船。体感で1時間かからないくらいかな?いよいよブナケン島に到着!
この日はあいにくの曇り空だったのですが、海の透明感がすごかったです♡思わずはしゃいでしまう。
入場チケットを買ったら、ドローン撮影をしたり、お土産Tシャツを買ったり。その後、希望する人だけでシュノーケリングへ出発。
ボートに乗り込み少し行くと、
あああああ♡
そうそう!こういうの!待ってた!会いたかった!ただいま海!!!
ブリーフィングでは「みんなでハート型を作って空撮しよう」ということになっていたのですが、シュノーケリングに大興奮してしまった家族数十名を相手に、誰もハンドリングすることができず、
結果、思い思い楽しみました(笑)。
いやあ、すごかった。1年8ヶ月ぶりの海中世界。ブナケンダイビングの見どころであるドロップオフの壁面を埋め尽くすサンゴ、それを住まいにするあふれんばかりの魚たち。感激でした♡
旦那さんいわく、もっとマイナーな通向けのポイントではサンゴはもっと美しいとのこと。行ってみたい!
ひとしきり楽しんだ後はブナケン本島に戻り、フライドバナナをがつがつ食べ、次の島「ナイン島」を目指します。
幻のナイン島
ここです、とお伝えしようとGoogle Mapで探してみたものの出てこず。それもそのはず、ナイン(Pulau Nain)は干潮の時にだけ現れる幻の島。知る人ぞ知るフォトジェニックな秘境なのです。
近くまでボートで体感1時間弱。その後、現地の伝統的な木製ボートに乗り換えて進みます。
私たちがゆっくりフライドバナナを食べていたせいで、干潮のピークを若干逃してしまったけれど、それでも、
降り立つことができました!
これはドローン撮影できるといいよね。晴れてたらもっとすごかっただろうな。でも、本当にきれい。
家族も大はしゃぎ。子どもたちは泳ぎ始めてびしょ濡れになっていました。うん、すごく気持ちわかるよ。
断念したシラデン島
ブナケン島、ナイン島を堪能し、本当は「シラデン島」に行く予定だったのですが、波が高かったため今回はキャンセル。実は、「ちょっとしたアクシデント」というのはこのことで、結局出発したマナド港には戻れず、別の港に船をつけて帰ることになりました。
私や旦那さんは、これくらいの波はダイビングでも経験済みだったものの、さすがに赤ちゃんがいるとドキドキ。でも、ライフジャケットもしっかり常備されてるし、ガイドのキッパさんは落ち着いて対応してくれて全然大丈夫でした。赤ちゃんもすやすや眠っていたし。
ただ、旦那さんのお母さんたちはオロオロしていたので、
(こりゃ、翌日予定していたダイビングボートに一緒に乗ってもらうのは無理だな…)
と旦那さんと目配せして、今回のダイビングはキャンセルしたのでした。
赤ちゃん連れで島めぐりする時のポイント
赤ちゃん連れのポイントとしては、
- 船の屋根・壁がある席に座ること
- 風に当たることができるとぐずりにくいかも
- ただ、冷えることがあるので1枚羽織ものがあった方が◎
- ライフジャケットは手の届くところに置いておくこと
- 心配なら子ども用のライフジャケットを持ち込むこと
- 抱っこ紐やスリングがあった方が無難(揺れた時でも安心)
- 海に入らなくても、バスタオルやタオルはあった方が便利
というところでしょうか。
現地ガイドさんと繋ぎます!
今回お世話になったガイドのキッパさんをはじめ、インドネシアにはフリーランスのガイドさんが結構います。また現地の海を潜りまくっているダイビングショップもあります。が、何の繋がりもないと、正直ちょっと心配ですよね。
なので、もし興味があったら、繋ぎますのでご連絡ください!先方に要望を伝えたり、翻訳したり、やりとりのお手伝いもできますよ◎とりあえず詳しく知りたいって方は、TwitterやInstagramからご連絡ください!
ご紹介するのは、旦那さんが在籍していた大学(観光・ダイビング学部)の先生や卒業生が中心になると思います。というより、しっかりと海やサービスのことを学んでいる人たちだからこそ、安心してご紹介できる感じです。大学でダイブマスターやインストラクターレベルの講習受けられるなんていいなあ。
今すでにツテがあるのは、今回の「ザ・ドロップオフ、ブナケン島」に加えて、「マクロ天国♡レンベ」「迫力!大物&魚群のコモド諸島」「定番のマンタ&マンボウ、バリ島」。ギリ島やラジャンパも、紹介してもらえそうです。それぞれリゾートもあるので、たっぷり癒やされること間違いなし!
個人的には、「旅してる感」を味わう意味でも、現地のガイドさんに連れて行ってもらうのはとても楽しかったです♡
あー、私もまた早く行きたい!
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