ダイビングを始めてから、生理日をコントロールするためにピルを飲むようになりました。で、今まではちゃんとコントロールできていたんですが、なんと7月は鹿児島・佐多ダイビングの直前にうっかり2日連続で飲み忘れ。ドンピシャのタイミングでかぶっちゃいました…。

生理中のダイビングについて気になる女性もいると思うので、今回は経験を生かして対処法についてまとめます。

ドライスーツの場合

通常は、特に気にすることはありません。1回のダイビング時間はだいたい1時間、何本か連続するとしても普段のナプキンで対処が可能です。

注意が必要なのは、”1日中ボートの上にいて、連続で潜る”場合。7〜8時間ボートから降りられない場合があるので、ボートにトイレがあるかどうか確認しておくと安心です。

2021年5月23日追記:

昨年から話題の「吸水ショーツ」。ショーツ単体で経血を長時間吸収してくれて、ナプキン要らずになります。ナプキン交換や漏れの心配からも解放されるので、男女混合になりがちなダイビングの時にはかなり強い味方になりそうです。

相場はだいたい5000円前後しますが、私は安価でフィット感のある「Comfits(コンフィット)」を使っています。おすすめです♡

ウェットスーツの場合

ナプキンだと当然、水が染み込んでしまうので、この場合はタンポンを使うことになります。私の場合、なんと2日目にもろかぶりだったので、量の多い日用を購入。最長8時間です。

1日目も2日目も、2ダイブずつのボートダイビングでしたが、連続して潜っても大丈夫でした。

生理のしんどさ・体調について

私はもともと、生理痛は軽い鈍痛とだるさ、アンラッキーだと吐き気を伴う頭痛や腰痛も併発、というタイプです。今回はマシな方だった上に、最大水深17.5mと深場に行かなかったので、特に頭痛や変わった症状が現れることはありませんでした。ただ、いつもに比べるとちょっと疲れやすかったです。

ダイビングを安全に行うには「疲れないこと」がとても大切なので、普段から生理痛が酷いという方は浅場にしてもらうなど、ライトなダイビングを心がけるとよさそうですね。

生理痛の薬は飲んでもOK?

特に眠気を伴う薬の服用は避けた方が無難です。
(ボートダイビングの時、自己責任で乗り物酔いの薬を飲んで潜っていますが、必ずドラッグストアで薬剤師さんにダイビングをする旨を伝えて、「眠気が伴わない薬」を選んでもらうようにしています。)

私が実際に生理中に潜ってみた感想からいうと、薬を飲まないと耐えられないくらいの体調だと、ちょっとしんどいんじゃないかなと思いました。水中はどうしても体が冷えるし、ダイビングに集中できなくなったりもしますしね。

どうしても日程をずらせない時は?

友達との旅行など日程を変えられないこともありますよね。

できる対処法としては、まずポイントをライトな場所にしてもらうこと。浅くて、水温が冷たすぎず、疲れ切ったり急に体調が悪くなってもパニックにならずに潜れる場所だと安心ですね。

それから、同行者に体調が良くないことを伝え、ゆったり泳いでもらうこと。

また、ドライスーツ限定かつ効果があるかどうかは個人差がありそうですが、貼るカイロで子宮の前後(おへその下あたりと裏側の背中)を温めると楽になることも。

生理痛を緩和すると言われる大豆や生姜などを食べるのもアリかもしれませんね。

参考になりましたら幸いです♡