ずっと待ちかねていた7月のダイビング。陸路で行ける最南端のポイント、鹿児島・佐多に行ってきました♡
初めて自分の重器材でするダイビング!高まる!
お目当はクダゴンベだったのですが、詳細を聞くと30mくらいのところにいるとのこと。今回は体験ダイビングをする友人と一緒に2ダイブ×2日間を予定していたので、ちょっともったいないなということで断念。水深がそこまで深くないポイントをぐるりと巡ることになりました。
佐多の特徴はなんといっても魚たちの大きさ。顕著なのはウミウシ。

わー、ちっともかわいくない♡

カゴカキダイも、串本で見たのと何だか違う。イシモチも、ツノダシも、サザナミヤッコも、他のポイントで見るよりもまるまるっと太くて大きい。もはや、図鑑に書かれた体長があてにならないレベルです。
…というようなことは前回すでに経験済みだったので、「佐多=大きい」という印象が強かったのですが、今回はなんと魚の卵&赤ちゃんを見る機会に多く恵まれました。
まずは、かわいかったクマノミベビー。


体が小さくて流されやすいためか、効果音をつけるとしたら「ピヨピヨピヨピヨ」という感じのちょこまかした泳ぎ方。かわいー♡
そして、ハッチアウト間近のクマノミの卵。
キラキラしているのはぜーんぶ、目です。もう少し経つと、魚の形が見えるくらいになるんだそう。いつか見てみたい!
続いて、ウミウシの産卵シーン。

これは本当に偶然!ウミウシの卵は見たことありましたが、産卵は初めて見ました。ほぼ動いていないように見えたので、とても時間がかかりそうです。
ファンの多いミナミハコフグの幼魚もいました。

これくらいまでのサイズが一番かわいいですな。きゅんきゅん。
めっちゃ粘ったけど結局うまく撮れなかったミツボシクロスズメダイの幼魚。

最後はちびハギコンビ。
アミメハギと、

アオサハギ。

2匹でひとつのサンゴを住処にしているようでした。
それから、佐多のもうひとつの魅力は、オーナーさんの表現を借りると「どわあーーーーーーー」っと現れるおいしい系お魚の群。前回はキビナゴの大群とそれを追いかけるカンパチの群に遭遇しましたが、今回は…
相変わらずのキビナゴと、



アカカマスの群。

1ダイブするごとに何かしらの群が見えてました。時期によっては壁のようになって覆い尽くされるそう。これも見てみたい!
他にもあれこれ。
玉座でどーんと構えているタカノハダイ。

威嚇すると色が変わるというニラミギンポ。

色が可愛くってサボテンみたいなトゲトゲに包まれた、ピンクスクワットロブスター。

ウミシダの中に紛れ込んでいたコマチコシオリエビ。

あー、かわいかった&面白かった!また近々遊びに来たいと思います!
【7月30日】
水温 28度
天気 晴れ
【7月31日】
水温 29度
天気 晴れ
【見た魚】*初めて見たもの15種
アオウミガメ、アオウミウシ、アオサハギ、アオブダイ、アカカマス*、アジアコショウダイ、アミメハギ*、イソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビ*、イットウダイ、ウミウサギガイ、オトヒメエビ、オヤビッチャ、カコカキダイ、キビナゴ、キリンミノ、キンセンイシモチ、クマノミ、コイボウミウシ、コマチコシオリエビ*、コロダイ、サザナミヤッコ、サラサエビ、サンゴガニ、シテンヤッコ、セダカスズメダイ*、ソラスズメダイ、タイワンブダイ(メス)*、タカノハダイ、チョウチョウウオ、ツノダシ、ツマジロモンガラ、ツユベラ(幼魚)*、トゲチョウチョウウオ、ナガサキスズメダイ、ニシキベラ、ニセタカサゴ*、ニラミギンポ*、ハコフグ、ハタタテハゼ、ハナキンチャクフグ、ハリセンボン、ピンクスクワットロブスター、ブダイ(幼魚)*、ヘラヤガラ、ホンソメワケベラ、ホンベラ(オス)*、ミツボシクロスズメダイ(幼魚)、ミナミハコフグ(幼魚)、ムスメベラ(オス)*、ムチカラマツエビ*、モクズショイ、ヤミハタ*、ワカウツボ*
【鹿児島・佐多アクセス情報】
こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
【お世話になったショップ】
海の学校 ダイビングリバティさん
(体験ダイビングをした友人は、ガイドさんにマンツーマンでついてもらって安心して楽しめたようでした。よかった!)
おまけ。
ラッパウニの産卵シーンも撮れました(中央右あたり)。