まだまだ寒い毎日。暑い海が恋しいですね。コモドでダイビング復帰してからダイビングしたい気持ちが抑えきれず、ひとまず6月に宮古島を予約しました♡
でも、実は我が家、旦那さんが持っている器材はマスクだけ。本格的にダイビングするなら、せめてダイビングコンピューターはないとまずいなぁ…と考えていたところ、古座のダイブクーザさんでSUUNTO D5のモニター会をすると小耳に挟んで、ピューッと行ってきました!
SUUNTO D5って?
SUUNTO D5は、SUUNTOからこの春発売される新作ダイビングコンピューターです。デザインを初めて見たときからずーっと気になって注目しています。ライムかわいい♡
私はそのひとつ前のエントリーモデル「SUUNTO D4i」を愛用しているのですが、SUUNTO D5が歴代ウォッチ型と一番大きく違うのは、フルカラーとUSB充電!
フルカラーはおしゃれなだけでなく、「色」によって危険度や安全度などを一瞬で把握しやすく、ウォッチ型ダイブコンピューターでも今後スタンダードになりつつあるようです。
そして、USB充電。旅先でバッテリー切れの心配がないのは安心!ケーブルさえ持って行けば海外のアダプターでもモバイルバッテリーでも充電できるし、ソーラーと違って天候や収納場所にも左右されないのもポイント。
それから、UIもファッション性もひっくるめてデザインも素敵♡私は職業柄、画面の設計やデザイン、ユーザビリティ、操作性はかなり気になるのですが、めっちゃ考えられて作られてます。
SUUNTO D5はボタンが右側に3つだけ。基本的には
- 真ん中を押すと決定、長押しで戻る
- 上と下はスクロール
というシンプルルール。ボタン3つと4つの差は操作してみるとかなり大きかったです。直感的!
あと、ストラップもドライバー不要で変えられます。ダイビングフェスティバルで見せてもらった、普段遣いのレザーストラップは使い込まれていい味出てました。
という、おいしいところだけ全部乗せみたいなSUUNTO D5さん。「めっちゃいいなぁ」「旦那さんは私のD4iで良いというし、自分用にD5を買おうかなぁ」と思いつつ、ダイビングコンピューターは決して安い買い物ではないので、一度水中でちゃんと試してみたいと思っていました。
SUUNTO D5は水中でもわかりやすくて見やすい!
そんな私にとっては願ったり叶ったりの機会♡
まずは、エントリー前のパシャリ。
ダイビング後に判明したのですが、明るさ設定が一番暗くなってました。あわわ。
でも、
水中ではこの明るさ!
撮影はTG-4でストロボなし、ノンフィルターです。これで水深16mくらい。実際に潜った時には写真以上にくっきり感じました。
また、一般に人間が一瞬で把握できる情報は7つまでと言われていて、水中ではおそらくもっと少なくなるはず。その点、SUUNTO D5は必要な情報が整理され、文字の色や大きさにメリハリがついているので、「数字だらけ」という印象がないのも重要なポイント。
ダイコンとにらめっこしなくても情報が瞬時にわかりやすいので、魚の観察や写真撮影に集中したい人にはピッタリだなと思いました。
ちなみにトランスミッターを付けてなかったので、
残圧は確認できず。けど、手元で残圧確認できたらめっちゃ楽ですよね。私はエア切れが怖くて、かなり頻繁に残圧確認してしまうのですが、手探りでゴソゴソして「それ残圧計ちゃう、コンパスや!」みたいなことがよくあって。
残圧が手首のダイコンでさっと確認できれば、確認の頻度が変わらなくても時間と動きの無駄が最小限になる!トランスミッターやっぱり欲しいなぁ。
なんてことを考えながら、古座のマクロ世界を堪能した後、安全停止。そのとき事件は起こったのです。
きちんと安全停止せずにエグジット…
安全停止中は、秒単位のカウントダウンがあり、非常にわかりやすい!
と思いつつ、ロープにつかまってD5撮影に夢中になっていたらグワンと揺れて、最後の数十秒のカウントがゼロになったのを見届けないうちに、思わずインストラクターさんにOKサインを出してエグジットしてしまいました。
すると、
アラートでめっちゃ怒り続けるSUUNTO D5さん。それだけでなく、画面でも不穏な赤い下向き矢印表示と、(写真では白文字ですが)停止3mのところがチカチカと赤白で点滅していました。
ちゃんと安全停止したつもりになっていた私は困惑しつつも、そのことをSUUNTOさんに伝えました。すると、その場でパソコンにつないでくださり、
「安全停止できてないねー」
がーん。
いやこれ、スキルとか、ダイコン以前だこれ!無自覚に体を張った危ないダイビングをしてしまった…。そりゃ、D5さんも怒るわけです。
私は運良くその後も減圧症らしき不調は見受けられませんでしたが、不十分な安全停止は減圧症を引き起こし、一生ものの後遺症に繋がったり、死亡するケースもあるので、絶対にやめましょう。私も猛省中です…。
でも、もしかすると、私はこれまで気づかなかっただけで、同じようなことをしていたのかもしれない。今回はSUUNTO D5さんがあまりにも怒るから気づけたのかも、と思うと、ダイブコンピューター の警告のわかりやすさは重要だなと感じました。
SUUNTO D5は頼もしいパートナー!
SUUNTO D5を実際に使ってみた結果、使い心地がとてもよく、さらに安全意識も高くなりそうで、やっぱりこれにしよう!と気持ちが固まりました。
ビギナーにとっては特にフルカラーは大事だなと思います。今回の私の安全停止についても、「赤」矢印&「赤」文字でなかったらダイコンが怒ってるって気づかなかったかもしれません。それに、パソコンにつないでダイビングログを振り返るのも大切ですね。
あとは買うタイミングだけ!mic21さんで独占先行販売してるんだよなぁ。宮古島はまだ先だけど、買っちゃおうかなぁ。
後日談:買いました!
フレームがブラックの方(オールブラック、ライム)はマットなブラックコーティング。定価96,000円(税別)って聞いたから、15%くらい安くなってるぽいですね。
今買うならオールブラックかライムがアツいかな〜(カッパーは後日発売された新バリエーション)
日本語マニュアルは現在準備中で4月になるみたいですが、操作はめっちゃ簡単です!まずは購入後のセッティング方法。
【買ってからの手順】
— Mayu (@mayu_hachiyon) 2019年3月23日
❶SUUNTOアプリ落としておく
❷ダイコン充電しておく
❸ダイコン電源入るので、画面に従い言語、単位、日時設定
❹アプリでペアリングを開く
❺ダイコン充電USB抜くと、アプリ側が勝手にBluetoothで認識
❻ダイコンに表示される数字6桁をアプリに入力
完了!#SUUNTOd5
続いて、ボタン操作方法。
【キホンの操作方法】
— Mayu (@mayu_hachiyon) 2019年3月23日
●真ん中押すと決定、長押しでキャンセル
●上下はスクロール
【特別な操作】
●デフォ画面から真ん中長押しでメニュー
●デフォ画面で下を押すたびに下部表示切り替え
●デフォ画面で上を押すとタイマースタートorストップ、長押しでタイマーリセット#SUUNTOd5
なお、電池についてですが、SUUNTO D5はUSB充電が可能。
公式では「ダイビングは6〜10時間、タイムモードなら6日間」とあったけど、到着した3月23日夜に一度フル充電して、これを書いている4月3日現在、まだ1ダイブ分くらい残ってる感じ。2週間くらいもつ計算。時計としてのデイリーユースもめっちゃ楽です。
(Apple watchみたいにもっと頻繁に充電しなきゃかと思ってた)
早く潜りたいー!マイD5で潜ったらまたレポート書きます。
後日談その2:通知機能も便利!
SUUNTO D5は自分のPCからソフトウェアアップデートができるのですが、ずいぶん放置してしまっていて今更ながら本日アップデート。すると、さっそく通知機能が!外出中とかすごく便利♡
参考になれば幸いです♡