ダイビングのログブックは世界に1冊しかない海の記録。ダイバーたちはどのようにダイビングを、海の思い出を、旅の軌跡を綴っているのでしょう?

「ダイバー図鑑」のスピンオフ企画として始めた「ログブック図書館」では、ご協力くださったダイバーひとりひとりの実際のログブックをご紹介していきます!

2冊目は、ウッティーさんのログブック。

ウッティーさんプロフィール

ダイビング歴1年目のOWダイバー。マーメイド、ボート、アドベンチャーのSP。現在、約14本。好きなポイントは井田。活動内容はTwitterで更新中。

ウッティーさんのダイビングログブック

今年5月にオープンウォーターのCカード(ライセンス)を取得したというウッティーさん。ログブックはザ・ダイブファクトリー(ダイビングスクール)で購入したPADIの「UNDERWATER PASSPORT」を使っているそう。

ダイビングログブック

中を見せていただきましょう。

ダイビングログブック

一緒に潜った方々からのコメントから、楽しそうなダイビングの光景が目に浮かびますね。しかも、圧力グループを記録しているようです。

「せっかく購入したダイブコンピューターを初めて使う予定だったのに、まさか家に忘れてしまうという失態を犯してしまい(笑)。この日は圧力グループを書いていました」

なんと。ダイコンデビューならずだったんですね。

ちなみに余談ですが、器材を忘れたのに気づいた時って、胸がきゅっとなりますよね。ああどうしよう、今すぐ取りに帰りたい、時間を巻き戻したい…というような。私はウェットスーツを忘れて須江に行った時に、引き返したい衝動を抑えながら特急電車に乗っていたなぁ。忘れ物って、なんでしちゃうんでしょう。

続いて、11本目のログ。

ダイビングログブック

「海で自分で見た魚の名前を書いて図鑑と照らし合わせてます!」とのこと。身近な、でもかわいらしい魚がたくさん見られたダイビングだったんですね。バディダイビングだったよう。楽しそうです。

最後は14本目、ご連絡いただいた当時の最新のダイビングログです。

ダイビングログブック

先輩方のコメントなのでしょうか。温かく賑やかな空気感が伝わってきます。

うーん!楽しそう!

以前、鹿児島の都市型ダイビングサービスを利用して潜っていた時、大学生サークルのみなさんと潜ったことがあって、その時もこんな雰囲気で楽しかったなぁ。若いってすばらしい♡

最後はウッティーさんに、今後のダイビングについて語っていただきました。

「今のところ、最高透視度が10mあるかないかという場所でしか潜ったことがないので、来年あたりは沖縄の海に潜ってみたいと思ってます。Twitterで繋がっている先輩ダイバーのみなさんみたいに、キレイな写真などを撮れるようになりたいですね!」

なじみの海でのダイビングも楽しいものですが、透視度・透明度がスコーンと抜けた海を見たら、きっと感動でしょうね!

ダイビング後に一緒に潜ったダイビング仲間とワイワイ言いながらログ付けして、コメントを書きあったり励まし合う。ダイビングログはそんなひとときを過ごすためのアイテムでもあるなあと再確認した気分です。

大人ダイビングもいいけれど、若い人たちとのダイビングも妙にワクワクして好きです。みなさんはいかがですか?

ウッティーさん、ありがとうございました!