リリース日
February 9, 2025
Cover art
美しく蛍光に輝いて、その後、白く朽ちてゆくサンゴ。
歌詞
身体を溶かすような熱に浮かされて 意識がゆっくり遠ざかってゆく まとっていた色とりどりのものは もうどこかに消え失せてしまった あらわになった硝子の身体 白くなってゆく指先 傷つけあった時間は過去 でももう戻れない 未来を壊した分岐点 どこまで巻き戻せばたどり着ける? 命を守る色彩が 少しずつ綻びていったのはいつ? 鮮やかな光は最後の抵抗 でももう意味はなかったんだ 視界を覆う白いこの世界で 命が尽きてゆくのをただ待っている たとえわたしがどれだけ叫んでも この声は誰にも届くことはない 未来を閉ざした分岐点 どこまで巻き戻せばたどり着ける? まとった色彩が 命の連なりを断ったのはいつ? 鮮やかな光は最後の抵抗 でももう遅すぎたんだ 突然刻まれた終焉までの道 ひとつひとつの色を手放すしかなかった たとえ終わりを意味しても 未来を失う分岐点 どこまで巻き戻せばたどり着ける? 命を守るはずの存在が 凶器になったのはいつ? 鮮やかな光は最後の抵抗 あのときから決まっていたんだ 白い指先は何にも触れられず 静かに波に砕かれてゆく