ついに♡念願のダイビング復帰してきましたinコモド♡
結婚、妊娠、出産、育児とダイビングどころではない日々が続き、帰省中もいろいろあってダイビングできず、「今年も潜らずに終えてしまうのか」と思っていたのですが、どうしても諦めがつかず。土曜日の夜に思い立って、急いでチケット購入。日曜朝イチのフライトでバリ島に向かい、月曜昼のフライトで1時間半。コモドダイビングの拠点となるラブハンバジョにやって来ました!
港のそばにあるダイビングショップ「iDIVE KOMODO」を目指します。
実は、ここのオーナーさんが旦那さんのダイビング学部時代の先輩。今回は彼を訪ねること、ダイビング、そしてコモドドラゴンが目当てのショートトリップなのでした♡
スタッフさんと話をしたり休憩している間に、イギリスからのダイバー2人組がやって来て翌日の予約をしていったので、私たちもジョインして、2ダイブ+1トレッキングの1デイトリップを予約。
その日のうちに申し込みとレンタル器材チェックを終えて、ショップそばの宿へ。今回はグリーンヒルブティックホテルに宿泊しました。
ここは見晴らしがいいのと、併設するレストランで毎晩ライブミュージックがあるのが素敵。ダブルルーム朝食付きで1泊4000円ほど。
コスパから考えれば許容範囲だけど、小さなアリがどうしてもベッドに登りたがるのでプチ格闘してました(笑)。
レストランのご飯も美味しかった♡
火曜の朝、ホテルで腹ごしらえして7時にショップに集合。こちらが今回お世話になったガイドさんたち。
港には徒歩で向かいます。乗船したらラウンジに軽食とフルーツがたくさん。さすが果物の楽園インドネシア♡
iDIVEの船は結構大きくて、ポイントに着くまでの間、あちこち見学させてもらいました。
器材はクルーの方々がセットしてくれます。
出港から1時間半ほどでひとつめのポイントMINI WALLに到着!ラウンジで手書きの地形図を元に丁寧なブリーフィングを受けました。
2年ぶりのリフレッシュダイビングだったので、「今回はとりあえずリラックスして潜ることを目的にしましょう」とのこと。私と旦那さんはFranzさん。イギリスからの2人組はもう一人のガイドさん。2人1組は贅沢♡
余談ですが、友人でインストラクター(オーナーさんの妹)でもあるVinttyさんが赤ちゃんのために乗船してくれて、おかげで旦那さんと一緒に潜れました♡友達のありがたみ。
MINI WALLは白い砂地で流れがなく、リフレッシュダイビングに最適なポイント。
どちらかといえばマクロ寄りのはずなのですが、エントリーの2分後に、
わ!マンタ!今回マンタポイント行かないから諦めてたのに!会いたかったよー♡
その後も写真には収められなかったけれど、サメやマンタおかわりもあって大興奮!
他には、
とにかく魚が途切れません。そして、多彩。飽きない。
写真に撮れなかったものでは、ガーデンイール(チンアナゴ)の大軍やハゼ2匹とテッポウエビがかわいかった♡
しばらく休んだ後、2本目のダイビング。
ポイントはコモド島近くのBATU BOLONG。魚影の濃さ、群れ、鮮やかなサンゴ群、インドネシアを代表するダイビングポイントのひとつです。
ダウンカレントが強いところがあるのでガイドの後を離れないように、とのこと。また、かなり昔の嵐でサンゴがダメになってしまったことがあったのだけど、最近は復活しているそう。
で、エントリーしますよね。すると、
基本的にずっとこんな感じ。魚とサンゴの多さが凄まじい!
途中、どうしてもキックで進めないところがあったのですが、ガイドさんがカレントを見ながら折り返したり方向転換してくれるので、しんどい思いをせずに済みました。
もう、何が見ものなのかわからないくらい、生き物だらけ♡ナポレオン♡赤ちゃんサメ♡カメ♡
マクロもワイドも地形もカレントも楽しめる、宝石箱のようなダイビングポイントでした。ああ、しあわせ♡
エグジット後はランチ。この日はクルーがキッチンで作ってくれたできたてのアヤムゴレンでした♡
うんまー♡ダイビング後ってなぜこんなにご飯が美味しいんでしょうね。バクバクいただきました。
ちなみにイギリスのダイバーさんはベジタリアンとのことで、テンペ(大豆を発酵させて揚げたもの)でした。
ランチ休憩後はコモド国立自然公園でトレッキング。ちょうどこの時期は日中の暑さをしのぐために、コモドドラゴンが公園入り口の周辺に降りてくるので結構たくさん見ることができました。でも、ダイビングブログなので割愛。ちらっとお見せすると、公園とは言いつつも、かなり大きく感じます。
トレッキングが嫌な場合は、人数がいればダイビングチーム(3本目)とトレッキングチームで分かれたり、一緒に上陸して入り口付近のカフェで待つこともできます。
トレッキング後、船に乗り込みラブハンバジョへ。ログ付けをして、みんなで軽くワイワイして解散!
いやー、楽しかった!やっぱりダイビングは最高ですね♡
せっかくなので、オーナーさんにインタビュー!
オーナーさんとご飯に行く機会があったので、突撃インタビューしました!
Q. いつ頃、どれくらいの日数がおすすめですか?
コモドはビギナーから上級者まで楽しめて、とにかく見どころが多いから、おすすめは5日間。6〜7月は透明度が高くて雨も少ないのでベストシーズンだよ。
Q. iDIVEのこだわりは?
ホスピタリティだね。お客さんのリクエストをしっかりとヒアリングして、本当に喜んでもらえる海に案内すること。わかりやすいブリーフィング。お客さんが喜んでくれることが一番ハッピーなんだ。
あと、インドネシアではダイブマスターの現地ガイドも多いのだけど、iDIVEはほぼ全員インストラクター。スキルに合わせたダイビングポイント選び、ガイド、スキル指南をするから安心だと思うよ。
ガイド1人当たりにゲスト4人までの少人数制も徹底しているしね。
Q. ダイバーとして、はじめてダイビングした時の感想は?
大学でダイビング専攻したのを機にダイバーになったのだけど、水中で呼吸できること、それから陸上での呼吸とあまりにも違うのでビックリしたよ。
Q. なぜダイビングショップを始めたんですか?
ダイビングガイドって、かっこいいでしょ(笑)。それに、お客さんをハッピーにできる仕事だからかな。
Q. ほかの島でガイド経験をしてきたと聞きましたが、なぜコモドを選んだのですか?
コモドはインドネシアの中で最も難しい海なんだ。ここで潜れたらインドネシアじゅう、下手したら世界中どこででも潜れる。そんなダイバーに成長できる海。流れが多くて見どころも多く、とても奥深くて魅力的な海なんだよ。
一方、ビギナーでも安心して楽しめるポイントもたくさんある。ビギナーから上級者まで、段階を経て楽しみ方が変わる多彩さもいいよね。
それに、住みやすさも好きかな。バリほど騒がしくなく、夜も早い。いいところだよ。
おまけ。海外では常識?オクトパスの豆知識
日本や日本人オーナーのダイビングサービスでは左からオクトパスをぶら下げていることが多いかもしれないのですが、iDIVEでは右胸に固定していました。
これは、エア切れを起こしたダイバーにエアをあげる際、目につくところにないとパニックになってレギュレーターを奪われかねないため。
胸元の目立つところにオクトパスを引っ掛けて目につくようにすること。また、相手に自分のレギュレーターを渡してしまい、自分がオクトパスを使うこと。これによって事故拡大を予防しやすくなるようです。
聞くところによると、海外ではこのやり方がスタンダードという話も。みなさんも海外のダイビングサービス利用の際は注意してみてください♡
また、オクトパスをぶら下げているとサンゴなどにダメージを与えると同時に、オクトパスが岩に引っかかるなどしてホースから外れた時に、エアが勢いよく放出して、ものの数分でタンクが空になるなんてことも。かなり危険ですよね。私も次回から気をつけようと思います!
コモドの行き方メモ
今回私たちはこんなルートで行きました!他にも知りたいことなどあったら、TwitterやFacebookで聞いてくださいね。わかることならお伝えします!
関空 – バリ島(デンパサール)
航空会社:香港航空利用
トランジット:あり(香港)
往復料金:46,530円
バリ島 – ラブハンバジョ
航空会社:Wings AIR / NAM AIR利用
トランジット:なし
往復料金:16,278円
ルピア安の今ならLCC利用で1週間滞在・3日間9ダイブで10万+宿泊と食費くらいで収まりそうです。ただ、バリ在住の日本の友人(旅行関連業)いわく、インドネシア国内線への乗り継ぎは最低でも4時間空けるのが無難とのことなのでご注意を。
インドネシア国内線は、アクセスするたびに料金表示が変わるなど使いにくいことがあるので、チケット購入サイトTravelokaを利用すると便利です。
いかがでしたか?参考になれば幸いです♡